SHIP 新卒採用ブログ 2020

デルクイ、デテコイ。株式会社シップリクルートブログ

既存のものを組み合わせて新しい価値を生む


本日はSHIPの入社式。世の中は新年号発表に沸いていますが、同じくらい素晴らしい、SHIP17期生のデルクイ11名が本日入社しました。自分の入社式はもう15年前ですが、自分も社会人として1つ年を重ねる日。初心忘れず、常に向上心をもって素直にという気持ちを新たにした、採用担当湯沢です。

年をとっても変わらないことは、常に新しいことにチャレンジしているということ。毎年、毎月、毎日違うので仕事に飽きるということはありません。慣れるということもないんですが、、、

ルーティンでやっている仕事はありますが、年々その比率が減っていて、今は業務の20%くらいが、それなんでしょうか。それ以外は、初めてやるとか、答えがないことになってきました。

慣れない仕事は大変か?

慣れない仕事、大変です。初めてやるので、効率も悪いし。調べる事から始めるので、時間もかかるし。間違っていて元に戻ったりするし。この慣れない仕事、できればやりたくないというのが本音だと思います。マニュアルがあって、それ通り仕事をして、毎日過ごしてお給料をもらったほうが楽と考える人が多いですから。ただし、これは毎日の実感がなくて、僕は生きているんだなぁとか、役に立っているんだなぁという実感がないので、めちゃめちゃ早く時間が過ぎて行ってしまうんだろうなと思います。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」の昭和世代なので、喜んでこの状況に飛び込んでいって、文字通り買ってでもしているんですが。最短距離で成功に近づく手段は現代は確立されています。ビックデータのAI解析で一番失敗しない確率が高いルートを選択して実行していく。ただ、これもロボットがやれるので、人が介入する領域はないですね。この、確からしさを探し出す方向を見出すのが、その領域のプロだと思うので、やはり、苦労=失敗=経験がものをいう時代はまだあるんではないかと。

中小企業であれば、まだまだ自動化されていない部分も多く、SHIPのお客様もまだまだです。そんな中での買ってでもする苦労は価値があるんではないかと思います。

買ってでもした苦労の先にあるもの

では、買ってでもした苦労の先にあるものは?

これは、新しいものを生み出すクリエイティビティであったり、革新を起こすイノベーションであったり、そんな創造性あふれるものにたどり着くのだと思います。

新しいものといっても、既存のものをいくつか組み合わせて、顧客に対しての価値を生み出すこと。デルクイとしての特徴でもあると思います。

先日、品川区のクライアントに定期訪問で伺った際に見つけたコンビニ。なんと、コインランドリーが併設されているんです。これは画期的だと思いました。

コンビニ内のコインランドリー

ファミリマートは2月25日、埼玉県三郷市の「ファミリマート三郷彦川戸一丁目店」に次世代コインランドリー「Famima Laundry(ファミマランドリー)」を併設するのを皮切りに、5店の「ファミマランドリー」を出店する。
ファミマランドリーは、共働き世帯や単身世帯の増加など社会構造の変化を背景に、高まる家事への負担軽減に向けて、「日々のお洗濯をもっとラクに、もっと楽しく、もっと本格的に」をコンセプトとして、ファミリーマートが事業主体となり展開している。
2018年3月31日に、千葉県市原市に1号店「Famima Laundry市原辰巳台西二丁目店」をオープンしている。
ファミリーマートとコインランドリーサービスを融合させた、次世代のコインランドリー「ファミマランドリー」との一体型店舗を順次オープンするもの。
2月27日、東京都江東区の「ファミリーマート東砂七丁目店」に、2月28日、東京都品川区の「ファミリーマート二葉三丁目店」と東京都杉並区の「ファミリマート杉並下井草一丁目店」にファミマランドリーを併設する。
2月28日には、東京都大田区の「ファミリーマート仲六郷第一京浜店」に直営のファミマランドリーとフィットネスクラブの「Fit&GO」を同時に併設する。
コインランドリーはセルフサービス化が浸透しているとともに、コンビニエンスストアとは逆に雨天時などに利用客数が増えることから、新たな加盟店収益につながるなど、親和性が高いサービスであると考えいる。
洗濯中はファミリーマートのイートインスペースでゆったりと過ごしたり、買い物を楽しめるなど、快適な環境づくりを実現するとともに、コインランドリー、ファミリーマート共に24時間営業のため、お客の多様なライフスタイルに対応するという。

https://www.ryutsuu.biz/store/l021456.html
ファミマランドリーのコンセプト

なぜ画期的かというと、直感的に思ったことは圧倒的に安心ということです。有人店舗ですし、女性が利用する際もコンビニは明るく、安心。これは大きな利点だと思いました。

また、マーケター観点からいうと、サービスを組み合わせることで、新しいお客様を獲得できるエリアや機会を広げられることです。

エリアでいえば、コンビニの商圏範囲は500m、コインランドリーの一般的な商圏範囲は2km。密集地だと狭くなっても1km。これは新規の集客に役に立つ。機会でいえば、コンビニに行く目的とランドリーに行く目的は明らかに違うので、目的の違うお客を誘導することができます。

僕の家の近所にもコインランドリーありますが、薄暗く、使い方も設備も古いので、利用したいとき(雨など降っている時)に利用できないということはありました。コンビニに併設されていれば、毎日目にしますし、空き時間がわかればそのままサービスを利用します。コンビニ側は、雨の日には集客が落ちるので、その補填にもつながると。計画では2019年度末までに300店舗まで増やすのだそうです。

コンビニは進化して、カフェ・ファーストフード・宅配業務・スーパーなど、既存サービスを取り込んで便利なものになっています。既存のものを組み合わせ、新しい価値を作る。若いうちに様々な領域のインプットと実践を苦労してでも買っていけば、10年たてば大きな財産になりますね。

そんなことを思った、気持ち新たな門出でした。今年の新入社員の皆さんにも伝えていこうと思います。


↓↓ エントリーはこちらから ↓↓


Comments are closed.